AdSenseのクリック単価について知っておくべきポイント
最終更新日:2013年11月24日
AdSenseにおけるクリック単価(CPC、cost per click)とは、サイトに設置した広告をクリックした時に発生する報酬のことです。
報酬はクリックされる広告によって異なります。1000円の場合もあれば、10円の場合もあります。その他に表示されると1円の報酬になる広告もあります。
AdWordsなど広告出稿で使われる場合のクリック単価は、広告主がGoogleに支払う額のことであり、AdSenseで使われるクリック単価と意味合いが違うので注意しましょう。
目次
広告がクリックされやすいサイトのジャンル
広告がクリックされる要因には、テキストやバナーの広告タイプや、広告の大きさ、広告の配置場所など様々なものがあります。その他にサイトのジャンルによってもクリック率(CTR)は異なります。
日記ブログや情報サイトなど多くのサイトのクリック率は1~2%と言われます。大して変わりのない数字に感じるかもしれませんが、1%と2%では2倍も違います。ある程度、アクセス数を稼げるようになるとこの差を大きく感じるようになります。
クリック率の低いジャンル
まとめブログなどアクセス数の多いサイトや、ITに詳しいユーザーが多いIT系サイトの場合のクリック率は、0.5%以下となることが多いようです。
アクセス数の多いサイトの場合、何度もサイトにアクセスするリピーターも多くなります。リピーターになると広告もサイトのデザインの一部と見なして気が付かなくなるのでクリック率が下がります。
IT系サイトは、ユーザーに広告の仕組みに詳しい人が多く、クリックせず自分で検索する人が多くいるためです。
クリック率の高いジャンル
クリック率が高いのは、ノウハウサイトや専門サイトといったジャンルのサイトです。テーマを絞っているので、テーマに関連する広告が表示されることが多く、テーマに関心のあるユーザーが広告をクリックする確率が高まります。
このタイプのサイトは、AdSenseの特徴であるコンテンツ連動型広告の強みを最大限に活かしているサイトと言えます。
クリック単価の高いジャンル
クリック単価は、キーワードによって異なります。AdSenseで表示される広告はオークション方式なので、そのキーワードで広告を出したいと思う広告主が多いほど競争が激しくなり、クリック単価が高くなります。
検索される回数の多いキーワードのことをビッグキーワードと言います。ビッグキーワードは、多くの人が検索しており広告効果が高いので、多くの広告主が広告を出したがります。そのため、クリック単価が高くなる傾向にあります。
クリック単価の高いジャンルには、次のようなものがあります。
- キャッシング、ローンなどの金融関係
- 生命保険、損害保険などの保険関係
- 学習塾、進学などの教育関係
- 派遣、転職などの人材関係
クリック単価が高いとクリック数が少なくても大きく稼げます。ただ、競争が激しいので検索結果で上位表示させるのが大変です。クリック単価の低いジャンルで上位表示させて数で稼ぐやり方もあります。
キーワードプランナーでクリック単価を推定する
Googleが無料で提供しているキーワードプランナーというツールを利用すると、クリック単価を推定することができます。
アフィリエイトに取り組む際には、あらかじめクリック単価を調査しましょう。クリック単価が低すぎる場合、需要が無く、稼げないジャンルである可能性もあります。
1.AdWordsのアカウントを取得する
まず、AdWordsのアカウントを取得します。Googleのアカウントを持っていれば、簡単にアカウントを取得できます。
リスティング広告を利用する気がなければ、クレジットカード関連の情報入力は必要ありません。
事前設定をする
「ツールと分析」のタブからキーワードプランナーを選びます。
次に「新しいキーワードと広告グループの候補を検索」を選びます。
一番上の空欄に、クリック単価を調べたいキーワードを入力します。ターゲット設定では、地域に「日本」、言語に「日本語」、検索対象に「Googleと検索パートナー」を選択します。
検索パートナーとは、Googleの検索システムを利用しているAOL、Goo、Biglobe、Livedoorなどのことです。検索パートナーを含めることで、サンプル数を増やすことができます。
キーワードプションでは、一番上の「入力した語句を含む候補のみを表示」をオンにしましょう。オフにすると関連性の低いキーワードまで表示してしまいます。
結果表示
「候補を取得」を押すと結果が表示されます。キーワード候補のタブを選ぶと、それぞれのキーワードの推奨入札単価が表示されます。
推奨入札単価とは、広告主がGoogleに支払う金額のことです。クリック単価のサイト運営者の取り分は68%ですから、推奨入札単価に7割が報酬となるクリック単価になります。あくまで目安程度ですが、そのジャンルでアフィリエイトに取り組む際の判断材料のひとつになります。
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